2023年4月2日(日)

ニースアジア美術館にて、津軽三味線と茶道のコラボコンサート

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カンヌ日仏協会主催で、津軽三味線奏者蒲田みずき氏のコンサートをニースのアジア美術館にて無料開催します。音楽と茶道のデモンストレーション(茶の湯と煎茶道)コラボコンサートをお楽しみいただけます。

コンサートは、4月2日(日)15時より、ニースアジア美術館地下スペースで開催します。

蒲田みずき

津軽三味線奏者、青森県、弘前市出身、幼少からピアノ、バイオリン、津軽三味線に触れてきた。

みずき氏の師匠は 津軽三味線世界大会最上位部門にて3連続優勝し、毎年欧州、全米、アジア等様々な国で演奏活動をしている葛西頼之氏

みずき氏自身も、世界大会へ積極的に参加し、同時に日本を始め世界で公演、伝統文化の啓もう活動を行なっている。Youtubeでは三味線をはじめとした音楽や日本文化のビデオ、ブログでは旅行の記録とともにガイド情報を発信している。

KAMATA Mizuki

津軽三味線について

日本の伝統楽器の三味線

青森県の津軽地方で目の見えない人の仕事として発展した三味線。冬は毎日吹雪になる厳しい環境、そして飢え死にや暴力の可能性もある中、先駆者たちは宿や食事のために一軒一軒民家を訪ね歩いて演奏した。寒く、風が吹き荒れる環境の中でも、演奏を飽きさせないよう、津軽三味線はより大きな音を出せ、そして手がかじかまないよう細かく早い奏法といった独自の発展を遂げた。現在は日本だけではなく世界から芸術として高い評価を受けている。

茶の湯と煎茶道について

フロフェルドはカンヌ日仏協会の事務局長をしていますが、それ以外に様々な才能を持っています。ファッションデザイン学科を卒業後、宝石学、フェイシャル及び古美道セラピスト、陶芸家、大の着物のコレクターであり、素晴らしい着付け師でもあります。何年も掛けて様々な技術や芸術を習得してきました。その中の一つに茶道があります。

日本には様々な茶道の流派がありますが、協会の数々の一般向けイベントを通じて、彼女はこれまで沢山のお茶のデモンストレーションをしてきました。抹茶を使った茶の湯や煎茶道のデモンストレーションでは、2021年夏のカンヌの世界探検博物館でのイベントが記憶に新しく、また最近ではカンヌ市ランガン図書館でのお茶会があります。

Flofeld