2015年1月22日(木)から25日(日)

2014-2015年度キノタヨ現代日本映画祭がカンヌで開催

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今年もカンヌ日仏協会は、シネクロワゼット協会と協賛して、キノタヨ現代日本映画際を開催致します。パリで上映された現代映画作品の一部を、カンヌ市はオリンピア映画館、ル・カネ市は、カネ・トワル映画館で上映されます。(オリンピア映画館)Olympia (カネ・トワル映画館)Cannet Toiles (非会員の入場料 : 1作品につき6 ユーロ).

今回のキノタヨ映画祭とは別途になりますが、シネクロワゼット協会のご提案により、小津安二郎監督作品の「一人息子」が特別上映されることになりました。

1月22日(木)19時15分、25日(日)10時、26日(月)16時より、カンヌ市内オリンピア映画館にて

Le fils unique (一人息子, Hitori musuko) de OZU Yasujirō (小津 安二郎) 一人息子

小津 安二郎 - 1936年- 1時間27分

白黒 HDにリフォーマット版

田舎暮らしの母が、愛する息子を東京の学校に入れるために、彼女の全てを掛ける。数年後、息子を訪ねる母は、自分が息子に抱いていた夢とは程遠い人生を歩む息子になっている事を知る事になる。

> 「一人息子」の映画案内はカルロッタのサイトを参照下さい

23日(金曜日)カンヌ市オリンピア映画館

The light shines only there (そこのみにて光輝く, Soko nomi nite hikari kagayaku) de Ô Mipo (呉 美保) そこのみにて光輝く

呉 美保監督 - 2014年 - 2時間

出演: 綾野剛

15歳以下は入れませんのでご注意下さい。

- 上映開始時間: 19時15分

タツオはある出来事がきっかけで仕事を辞めて、目的もないままその日暮らしを送っていました。ある日、タツオはタクジという青年と知り合う。 粗暴だが、タツオに人懐こいタクジは、彼を家に誘う。取り残された古いバラックで、そこでタクジは姉チナツ、両親と住んでいた。タツオとチナツはお互い惹かれあい、少しずつ距離を縮めていく。

> 「そこのみにて光り輝く」の映画案内は、キノタヨ公式サイトを参照下さい。

24日(土曜日)カンヌ市オリンピア映画館

Backwater (共喰い, Tomogui) de AOYAMA Shinji (青山 真治) 共喰い

青山 真治監督- 2013年 - 1時間42分
_ 出演:菅田将暉

15歳以下の入場はできませんので、ご注意下さい

- 上映開始: 19時15分

遠馬は17歳、川辺の家にひっそりと父親と父の愛人琴子と3人で暮らしている。母の仁子の所へは、よく川魚を持って頻繁に会いに行く。性行の度に、父は琴子を殴ったりするので、遠馬はその血を引く自分もそうなるのではないかと恐れていた。

> 「共食い」の映画案内は、キノタヨ公式サイトを参照下さい。

25日(日曜日)ルカネ市ルカネトワル映画館

La maison au toit rouge (小さいおうち Chiisai Ouchi) de YAMADA Yoji (山田 洋次) 小さいおうち

山田 洋次監督 - 2014年 - 2時間16分

- 上映開始時間:16時

1936年の日本。タキは故郷を離れ、東京の郊外の金持ちの住む小さなうちで女中として働く為に上京する。そこは主婦のトキコ、夫のマサキと6歳になる息子という平和な家庭である。しかし、マサキの新しい同僚、板倉が現れて以来、トキコはこの繊細な若い男に激しく惹かれる。そしてタキは二人の密会場面を目撃してしまう。戦争が勃発し、決断を迫られる。それから60年が過ぎタキの死後、大甥のタケシが荷物を整理していると、封筒に入った手紙を見つける、時を得た不倫の真相を知る。

> 「小さいおうち」の映画案内は、キノタヨ公式サイトより参照下さい。